今年もまた暑い夏がやって来た。自分にとって一番嫌な季節である。夏といえば皆さんは何を連想しますか?
花火、高校野球、ビアガーデン等々。私の場合は、夏といえば蚊である。天敵である。 毎年この蚊には悩まされる。手の甲を刺されればグローブの様にパンパンに腫れ、握りしめる事も出来ないし、顔を刺されれば顔の形が変形した様に腫れ上がる。 初めて見る人は蚊に刺されたと言っても信じてはくれないだろう。刺された直後から激しいかゆみに襲われ、刺される部位にもよるが、掻く搔かないにしろ刺されて数時間後には直径5cm程、翌日には10cm程に赤く腫れ上がり、激しいかゆみと熱を持ち、場合によっては水ぶくれや痛みもある。 3日目をピークに徐々に腫れが引いて行き、約1週間で腫れは引くが、かゆみはさらに1~2週間は続く。刺された跡は瘡蓋となって残り、数年は跡が残ったままだ。蚊に刺された時のアレルギー反応を調べてみると、個人差はあるが、刺された直後に患部が猛烈にかゆくなって腫れ上がっても、数時間経てば腫れが引いて跡形もなくなる人もいれば、暫く経って真っ赤に腫れあがり、2週間経ってもかゆみがおさまらないという人もいる。 こうした症状(蚊刺過敏症)は、蚊に刺された時に体内に入った蚊の唾液腺物質に対するアレルギー反応であり、アレルギー反応が強く出る人は、刺された所が赤く腫れてかゆみが出るだけでなく、全身にじんましんが出たり、発熱する場合があり、人によっては、死に至るケースもある。蚊は人間の出す二酸化炭素や汗の臭い、体温を感じ取って寄ってくる。 一般的に、お酒を好む人やO型の人が刺されやすいと言われているが、様々な研究によってその理由も明らかにされている。O型の人の場合、赤血球を覆っている物質が花の蜜によく似ていることから、蚊が寄ってきやすいと言われている。またお酒を飲むと、アルコールを分解する副産物として二酸化炭素が生成される為、蚊が反応しやすくなる。 私もO型で汗をかきやすいタイプである為人よりも蚊に刺されやすい。現場に出る時は虫よけスプレーや蚊取り線香は私にとっての必需品だ。夏はいらない。早く蚊のいない季節になって欲しいと思う今日この頃である。 土木部 I 氏 ※上田工業壁新聞平成21年9月号より引用
by ueda_info
| 2009-10-01 08:15
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